こんにちは、かもめです。
副業を始めてみたいが、何に手をつけて良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
このレポートでは一般社団法人 日本投資家育成機構の鈴木克佳さんによる『ゾーンスキャルFX』についての解説をしています。巷の評判を参考にし、稼げる副業かどうかを確認することができます。
私も100件以上の副業情報を聞いて挑戦し、うまくいくものもあれば、全く話と違うという経験もしてきました。なので、これから新たに副業を始めようと考えられてる方に有益な情報をお届けできればと思います。
ゾーンスキャルFXは、ゾーンという新しい呼び方をしていますが、基本はライントレードになりますので既にダウ理論を学びライントレードしている方にとっては真新しさはないでしょう。
レポートを確認いただければ、副業を始めるためのヒントが得られると思いますので最後までお付き合いください。
では、特商法から確認していきましょう!
特定商取引法に基づく表記は?
特定商取引法(通称:特商法)とは、消費者の利益を守るための法律のことです。販売者は、事業者名、代表者名、住所、連絡先を表記することが義務となっています。重要な項目となりますので、トラブル防止のためにも必ず確認をしてくださいね。
記載漏れがないかをみていきましょう。
ゾーンスキャルFXの特商法の記載
販売業者 | 一般社団法人 日本投資家育成機構 |
運営責任者 | 鈴木克佳 |
所在地 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸一丁目2番1号 |
電話番号 | 03-5244-5344 |
メールアドレス | idea@zonescal-fx.jp |
販売価格 | 99,800円(税込 109,780円) |
URL | https://zonescal-fx.s3.amazonaws.com/top/index.html |
販売ページでの特商法は、記載漏れもなく問題はなさそうです。
ちなみに一般社団法人 日本投資家育成機構というのは、クロスリテイリング社になります。
ゾーンスキャルFXはどんな商材なの?
概要
直近の高値(安値)から引いた複数の水平線で囲まれたゾーンという領域を使って、順張りライントレードを行う手法を教える教材とインジケーターがセットになっています。
押し目買い・戻り売りとラインブレイクの2つのポイントで仕掛けていく方法を採用しています。
スキャルピングなので、短時間で複数のトレードを重ねていくトレードになります。
また、プラスアルファの応用として、両建てナンピン手法の解説もありました。
両建てとは、買いと売り両方エントリーすること。そして、ナンピンとは、エントリー後に同じ方向の買いを増やして平均単価を下げていく資金管理法の一つです。ちなみに難しいので、初心者には向かない方法のため無理して行う必要はないです。
ポイント
ツールは決済のタイミングも教えてくれますので、エントリー後の売りも初心者にわかりやすいです。
と言っても、ツールの通りに全てトレードを行えば勝てるかというとそうではありません。
自身でちゃんと環境認識を行いエントリーをする必要があります。
気になる点
通常のライントレードなので、環境認識後にチャンスがあればダウ理論を元にエントリーを行うことを考えればツールをわざわざ購入せずとも裁量トレードで同じように再現が可能です。
また高値ラインだけのトレードになっているので安値ラインを引く場合は、自身で引くしかありません。
この商品のオリジナル性は高いとは言えません。
また、FX-Katsuさんの評判が良いものばかりではないのでそこも気になるところです。
ゾーンスキャルFXのクチコミと評判・評価について
他の方のコメントや評価を抜粋になります。
ちょっと勉強すればこのツールにエッジがないことはすぐにわかる。
買っても結局裁量を勉強して普通にダウ理論でトレードしたほうが安定することに気づくはず。
まぁそれも勉強なのかもしれないが。
ただこういう見た目だけの商材に金と時間を費やして遠回りする理由はないと思うな。
出典 http://www.info-bonbon.com/investment/kat2on7.html
ご覧の通りほとんどの情報が故意に伏せられています。
通貨ペアはおろかトレードを行った日時すら確認できないのです。
これで本当にトレード実績を証明できるんですか?って話ですよ。
出典 https://jill.fun/2021/04/21/ゾーンスキャルfx-fx-katsuの考察/#toc2
ただそのサインが、”いつ頃“、”どの位“、表示されるのかが定かでないため、
自身がFXに取り組める時間帯にどの程度知らせてくれるのかを
判断することができません。
出典 https://walletinformation.net/zone-scal-fx
おすすめ度(まとめ)
調査した結果、残念ながらゾーンスキャルFXはおすすめできません。
ダウ理論とライントレードは王道なトレード手法であり、ゾーンという新しい言い方はしているものの理論自体に真新しさはありません。
また、高値のみのラインを引いていく方法なので、限定的な手法になっています。
ツールは便利ですが、わざわざ10万円もかける必要があるのかは疑問で、その分本や投資資金に回し連取を積み重ねた方が裁量トレードのスキルアップになるように思います。
長期的に副業で稼ぐというのをFXで考えているのでしたら、ゾーンスキャルFXのツール頼みではなく基礎を勉強し、無料のツールでラインを引いたりサインを出すということを覚えていくことが遠回りのようですが、確実性が高いのではないでしょうか?
レポートはお役に立てましたでしょうか?
良い情報をお届けできるように引き続き調査報告を続けていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!